ルール概要「ネムコン “シャトルコック・スローイング”」
2018年大会の競技テーマはベトナムの伝統行事「ネムコン(シャトルコック・スローイング)」がコンセプトとなったもので、ロボットがシャトルコックと呼ばれる紐の付いた球を投げる競技でした。ただ投げるのではなく、紐の部分しか掴んではならない上、投げるロボットとは別のロボットがシャトルコックを拾って来る必要があります。受け渡しも含めてロボットが行わなければなりません。シャトルコックが 3m 以上の高さにあるリングを通過した上で、決まった位置にあるカップに入ると「ロンバイ」達成で勝利となります。
製作した機体
TR: Throwing Robot
スローイングロボットは投石機に着想を得て設計しました。中央に積まれた12個のペットボトルには圧縮空気が入っており、シャトルコックを投げるためのエアシリンダに使用します。また、カラフルなプロペラは、NHK2016年大会(Chai-Yo)のエコロボットに搭載していたもので、このロボットでは投擲前の合図として回転します。
CRと対比して動きが円弧を描くことから「Arc(アーク)」と名付けられました。
CR: Carrying Robot
キャリーイングロボットはシャトルコックをいち早くTRに渡せるように作りました。シャトルコックが複数付けられたラックを包み込むようにして運びます。TRと対比して可動部分が直線的なので「Linear(リニア)」と名付けられました。
大会結果
グループリーグ
0勝2敗 (グループリーグ{通過/敗退})
- VS 千葉大学: 敗北 (0 – 19)
- VS 三重大学: 敗北 (1 – V)
動画
NHKに提出したビデオ審査資料を試験的に公開しています。